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日本でも重要な貿易港として古くから中国大陸をはじめ、近隣の港と交流をつづけてきた神戸。
江戸時代の鎖国政策を経て、明治の開港以来さまざまな異国文化を受け入れ神戸発祥の歴史は古く、周辺には古代からの古墳跡などが遺されております。
舶来文化と日本古来の文化とが混然一体となった神戸は、独自の文化が育まれていきました。
そして瀬戸内海の豊かな自然に囲まれ、それらに影響を受けながらも神戸は港町ならではの風通しの良い文化を築き上げ関西の主要都市として常に多くの人々を惹き付けています。
「神戸みなと温泉 蓮」があるこの新港エリアは、かつてあの勝海舟が「海軍操練所」を開所し、坂本龍馬、伊藤博文、陸奥宗光など、後に大きな功績を残す維新志士が集い、夢を巡らせた由緒ある土地でもあります。
日本庭園にある東屋にはその歴史に敬意を表し「望海亭 海舟」という名が付けられました。
かつて海舟が日本の未来を想い眺めた、同じ海を見ることができる場所です。
阪神・淡路大震災から20年となる節目の年である2015年12月17日に、「神戸みなと温泉 蓮」は開業しました。
海舟の名を刻むこの場所には、かつてこの地で切磋琢磨し明るい未来を目指した「維新志士」のように、
これから神戸が向かう未来に向けて、新たな風を吹き込み、神戸をけん引する役割を果たしていきたいという想いが込められています。
神戸みなと温泉 蓮では、「健康」を意識し、お客様に安全かつ安心して健康づくりに取り組んでいただけるよう、「温泉」「医療・福祉」「運動」「応急」などの専門資格を取得したスタッフが常駐し、病気になりにくい身体づくりや心のケアなどを積極的に実施しています。
2016年6月、全国でも数少ない京阪神初の「温泉利用型健康増進施設」として厚生労働大臣より認定を受けました。
医師が作成した「温泉療養指示書」に基づく温泉療養を安全かつ適切に行えるほか、温泉療法専門医監修による「温泉利用型健康増進プログラム」で、気軽に都市湯治を体験することもできます。
提携医:早坂 信哉 先生
提携医療機関:有馬温泉病院、岡本クリニック、しおかぜメモリークリニック、漢方内科・内科しずかクリニック
理化学研究所が推進する「健康“生き活き”羅針盤リサーチコンプレックス」への参画や、経済産業省の健康寿命延伸産業創出事業として認証基準の策定が行われ、日本規格協会などが設立した「ヘルスツーリズム認証委員会」が2018年4月から始めた認証制度「ヘルスツーリズム認証」を取得したり、ランニングプログラムが内閣官房創設の「beyond2020マイベストプログラム」に選出されたりするなど、温泉を通じて、健康増進を後押しする取り組みも強化しています。